生み出す価値
Values
創業1963年
蓄積された技術とノウハウ

その時代の「最高品質の物作り」に挑戦し、
「安全」で「安心」そして「持続可能」な社会の創造に貢献します。
その時代の「最高品質の物作り」に挑戦し、「安全」で「安心」そして「持続可能」な社会の創造に貢献します。

銅合金鋳造
銅合金鋳物は、銅合金を溶融させた状態で、型に流し込んで成形することで作られます。銅合金は高温でも熱伝導性が良く溶融点が高いため、耐熱性も高く、そのため自動車や航空機・産業機械など高温や強度を要求される用途でよく使われます。青銅鋳物は、バルブなどの水や気体の圧力を塞ぐ耐圧性が必要な部品に使われます。また、長期間海水などにさらされるインペラのような耐腐食性が要求される部品にも使われます。

機械加工機
中野合金では、汎用旋盤・フライス盤・NC旋盤・縦型マシニングセンタなどを使用し、高い精度でお客様の要望に合わせた製品加工を行います。
人間の手で操作を行う汎用旋盤では、加工精度は作業者によって変わってしまいますが、コンピュータによる数値制御によるNC旋盤であれば、0.01mmの単位まで正確に加工を行うことができ、精密な製品製作も対応可能です。また、当社の機械加工は黄銅、青銅など多種多様な材質にも対応をしております。

検査
銅合金製品は、機械や乗り物にも使われる金属部品です。強度や耐食性などさまざまな面から優れた品質であることが要求されます。中野合金では、金属加工製品の寸法を正確に測る検査機械、鋳物製品の成分分析を行う分析器を備え、徹底した品質管理を行っています。鋳物に使われる銅合金は、鋳造を繰り返す中で不純物が流れ込み、少しずつ成分が偏ってしまいます。
「発光分光分析装置」では、材料の元素組成を測定することができ、品質管理の要となっています。その場で成分分析を行える環境により、安定した品質管理が可能になりました。

現場の柔軟さで小ロット・多品種に対応

現場スタッフは、日々多種多様な部品の鋳造や加工に対応しており、指示書や図面を一目見るだけで、材質や製品形状、次工程での作業性などを総合的に判断し、数ある加工方法の中から最適解を導き出します。
特に鋳物の加工は非常に繊細です。金属を流し込む際の天候や温度、さらには作業者の劣化度によって製品の品質が大きく左右されます。また、型から取り出された鋳物は表面が凹凸しているだけでなく、鋳型から取り外し簡単にするための抜きテーパーによる微妙な角度や、注湯口の盛りの特性を無視して加工を行うと、直角や平行が正確に出なかったり、クランプがこれらで加工に失敗するリスクがあります。最終的に製品として許容される0.1ミリ、0.01ミリといった寸法精度に安定して仕上げるためには創意工夫と熟練の技術が必要になるのです。
材料提案から鋳造、機械加工までの
一貫生産体制で短納期の実現

中野合金では、銅合金の材料手配から精密機械加工の一貫生産を行うことで、材料のリサイクルをはじめとした環境に配慮したものづくりを行っております。
鋳造工程では、遠心鋳造、連続鋳造、金型鋳造など、さまざまな設備を用いて、数トンまでの製品をあらゆる材質と形状に合わせた最適な方法で鋳造しています。
機械加工においては、多くの工作機械と高度な技術力を持つスタッフが、多品種少量生産から大量生産まで、最適な加工方法で対応し、高品質な部品を加工しています。
品質保証においても、三次元測定機、表面粗さ・輪郭形状測定機、円柱形上測定器、画像寸法測定器など、高精度な最新機器を活用し、単品から量産品まで最適な品質管理を実施しています。
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